【NScripter互換エンジンについて】 これまでも個別に質問を受けたときに同様の解答をしていたのですが、質問が多いので、一般に互換エンジンについての私の見解をアナウンスします。 ●NScripterのスクリプトやアーカイブファイルを読み込んで実行出来る互換エンジンが存在しますが、それらについて私(高橋直樹)は一切関知いたしません。 ここで関知しないというのは、個別に互換エンジンを公認したり協力関係もしくは業務提携関係を持ったりはしていない、という意味であり、反対しているわけではありません。 それらの互換エンジンに関する交渉その他は、その互換エンジンの開発者の方と行って下さい。私には対応出来ません。 ●NScripterのスクリプト言語文法・言語仕様、ファイルフォーマットに関しては、有償無償問わずどのように使って頂いても構いません。それらの使用について制約を加えたり料金を請求することはありません。 これはどういうことかというと、互換エンジンは自由に開発し販売または配布し使用して頂いて構わない、それを私は制約しないし、料金の請求もしない、ということです。 そもそも言語文法や仕様、ファイルフォーマットに私が行使出来るどのような法的権利があるのかも専門家ではないので分かりかねるのですが、たとえ法的な権利があっても、互換エンジンを制約もしくはそこから料金を請求するために行使することはない、ということです。 あくまで、私のオリジナルのNScripterエンジンを商用(同人除く)で使っている場合のみ、使用条件にあるとおりの料金が発生いたします。 ●個々の互換エンジンは私とは関係の無い独立したプロジェクトです。私に対して特に遠慮や配慮は必要ありません。 少なくともNScripterに関して言えば、私はこのような見解であり、互換エンジンを利用してソフトを販売または配布することに、何も問題はありません。 (注意) なお、これらは私の書いたコードの権利に関しての話であることにご注意下さい。 LuaのDLLは(ドキュメントにあるとおり)Luaのライセンスに制約されますし、各種コンテンツが利用している音声、動画ファイル等には、別の権利による制約が存在している可能性があります(MP3など)。